top of page
IFMSA部員
過ごし方

​IFMSA部員の過ごし方

 IFMSA部員の過ごし方は様々。留学に行きたい人から、IFMSA Japan等の学外活動にも参加する人、スポーツ大好きで運動部にも所属している人まで。基本は、参加したい/参加できるときに参加するというスタンス。

 留学に行きたい人は、夏休みとか春休みとかに留学に行くための長期期間(主に4週間)を確保できるような環境がポイント!!

 IFMSAでの留学関連以外でのIFMSA Kindai Exchange部員の過ごし方の一部を紹介します。興味のある活動があれば、知っている人経由でも直接でも、いつでも気軽に部員まで!!

~部員の過ごし方(活動)紹介~

イギリス留学 ~ロンドンでの経験を通じて~

河村優人 Yuto Kawamura

 医学臨床留学プログラムでロンドン市内にあるChelsea and Westminster Hospitalに行きました。ここはImperial College Londonの提携病院で、Imperial College Londonの学生やフランスから来た留学生とともに実習を回り、カンファレンス、病棟回診、手術見学、外来見学をしました。2週間の実習では珍しい病気を見ることができ、2週目では入院患者の問診を行うことができ、最終日にはカンファレンスで担当した患者の現病歴や入院後経過について発表する機会を得ました。カンファレンスの内容について、初めの一週間は略語や独特の言い回しに苦戦し、理解できなかったことも多かったですが、カンファレンスに挙げられた患者の疾患や経過について仲間と一緒に調べることで理解できるようになりました。
 他にも、問診の仕方や治療法について日本と海外で異なる点をプレゼンテーションする機会を頂き、研修医同士で行う講義や上級医が学生に行う講義にも参加しました。議論をすることで講義を進め、その背景には長い時間をかけて実臨床を学ぶというイギリスの姿勢が感じられました。さらには、今後の医師としての在り方や長期的な視野を持った考え方も学びました。
 ロンドンへの留学は、英語や臨床実習のことだけでなく、様々な経験や学びがあり、とても有意義なものでした。みなさんも、IFMSA-KINDAI-Exchangeで留学生と交流し、異文化に触れながら英語もブラッシュアップをして、留学に備えてもらえたら幸いです。

釜ヶ崎ツアー 〜貧困問題を考える〜

松本悠佑 Yusuke Matsumoto

 IFMSA-Japanには人権と平和について考える委員会(SCORP)があります。その中にもいくつかのプロジェクトがあります。その一つが、貧困について考える委員会(LARF)です。

私は2016年8月と2018年3月の2回、大阪の西成の日雇い労働者の街、釜ヶ崎を訪れるツアーに参加しました。このツアーでは人数こそ10名程度で少ないですが、全国の医学生とともに同地域を街歩きしたりワークショップをしたりして街の問題・残る偏見の目、対策などなどを学び、理解を深めます。

 1人で歩くにはちょっと怖いと感じる街を、ガイドを聞きながら回ることができます。同じ興味を持つ医学生といろんな話をして仲良くなれる上に、あなたがちょっと怖いと感じた街が、明るい活気あふれた街というイメージに変わるかもしれません。参加してみたら、きっと大きな衝撃を受けると思いますよ!!(^_^)

 ちなみに、東京、神奈川、札幌など全国で、同じようなスタディツアーが行われています。

ベトナムとつながったIFMSAでの活動

加藤正寛 Masahiro Kato

 1年生のときからIFMSA-KINDAI-Exchangeでの留学生受け入れに参加し、国際交流によって得られる新たな発見や刺激に惹かれました。そしてIFMSAだけでなく、1年生の授業でお世話になった新田先生とのご縁で「アイユーゴー」というNPOでベトナムへ行く機会を2回も頂き、病院見学や貧しい少数民族の村へ行きながら、ベトナム国立大学ホーチミン市校の医学生と交流する機会に恵まれました。IFMSA-KINDAI-Exchangeでの受け入れ時の英会話のおかげで、苦労しながらもコミュニケーションをとることができ、たくさんの刺激と意欲をもらいました。帰国後に先生方とシンポジウムを開き、それが近大医学部との学校間提携による留学プログラムの開設のきっかけとなりました。

 そのご縁から、初めて研修に来たベトナムの医学生の日本滞在時のお世話をさせて頂く機会にも恵まれ、IFMSAでの受け入れ時に学んだことのおかげで、大変ながらも無事に帰国まで日本滞在のお世話をできました。それを通して、IFMSAの留学生の受け入れって、自分も成長させてくれてすごいなって思いました。

「無料英会話教室」から、インド派遣

松本亜佑美 Ayumi Matsumoto

 IFMSA-KINDAI Exchangeに入部した理由の一つが「英会話のスキルを磨きたい」です。普通の英会話教室とは違い、忙しい医学生が毎週通う必要もありません。毎年2~3名の留学生が近大まで来てくれて、自分が望めばいつでも生きた英語を使うことができます。しかも、留学生と英会話をするのはタダ!さらに、相手は海外の医学生で、海外の医学的なことまで勉強できました。

 英会話をきっかけにIFMSA-Kindaiに入部して、その母団体であるIFMSA-Japanのことも知りました。私が所属していたのはIFMSA-JapanのSCOPHという部門のACHPという部署で、公衆衛生について学び、スタッフとして活動しました。その部署で、インド派遣に行くことができました。

 インド派遣では、実際にインド・コルカタにある医療施設で2週間ボランティアを行いプライマリケアと公衆衛生について学びました。インドは特に若い女性は一人ではなかなか訪れることの難しい地であると思いますが、IFMSAが提携しているクリニックの先生の元でボランティアができ、さらに現地では同じように地域医療を学びに来た世界中の医学生ボランティアたちと供に宿泊し行動することができ、近大で留学生を通じてスキルアップした英語を活かしながら、2週間有意義に学ぶことができました。

アメリカ留学にも活かせる受け入れ経験

山口実賀 Mika Yamaguchi

 私はIFMSA-KINDAI Exchangeで低学年時から留学生受け入れ時に先輩方が企画されるイベントに参加しつつ、IFMSA-JapanでもICOT (Incoming Care and Outgoing Training) という部署に所属し、受け入れ時の留学生のケアや留学に行く際のトレーニングを中心に活動してきました。

 その折、3年生のときにアメリカのアイオワ大学への基礎研究留学の機会をいただきました。専門用語が飛び交う世界への留学は自分が想定していたよりも大変なことでした。しかし、IFMSAの活動を通して英語でのコミュニケーションや海外の文化を知ること、日本の紹介などを行ってきたからこそ豊富な話題に入っていくことができ、仲良くなって平日の研究・休日ともに素晴らしい経験ができました。

 留学と受け入れの経験は、大学でIFMSAを通してでしかできない経験でした。海外に興味がある、留学生と関わりたい!という人はぜひIFMSAの活動について知って、一度関わってみてもらえたら嬉しいです。

全国の医学生と一緒に活動をしよう!世界と繋がろう!

湯沢航平 Kohei Yuzawa

 私はIFMSA-KINDAI Exchangeの交換留学プログラムとは別に、IFMSA-Japanで主に活動をしていました。
 IFMSA-Japanでは、公衆衛生の委員会に所属し、アジアのプロジェクトにて1回生でインドネシア、3回生でインドに医学生ボランティアとして派遣に行きました。また、IFMSA-Japanが開催する年に一度の日本総会にて総長を務め、全国の医学生と共に1年間イベント開催までの運営をしました。どちらも学生ではなかなか経験できない貴重な機会であり、様々なスキルと多くの人脈を得ることができました。
 IFMSA-Japanには、アジアのプロジェクト以外にも6つの委員会と15のプロジェクトがあり、それぞれが全く異なった活動を国内外にて行なっています。(詳細はこちら→http://ifmsa.jp/ ) 何か新しいことをしたい人には必ず、あなたに合ったプロジェクトが見つかるはず!気になる人はぜひ部員に聞きに来てください♪

Please reload

bottom of page