留学を
希望する方へ
IFMSAでの留学形態
IFMSAでの留学は基礎系と臨床系の大きく2つの交換留学があります。原則、約4週間の休暇期間を利用して留学へ行きます。
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基礎研究交換留学(SCORE;Standing Committee On Research Exchange)
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臨床交換留学(SCOPE;Standing Comittee On Professional Exchange)
原則、SCOREは2年生以降に留学、SCOPEはCBT合格以降に留学するような日程で申し込みができます。
説明会
IFMSA留学に興味がある部員のために、必要に応じて説明会を行っています。様々なことを直接聞くチャンスです。TOEFLの勉強の仕方を聞いてたり、申込手順を詳しく聞いてみたり、留学に行きたい仲間を新たに見つけるきっかけにしたり…。
ぜひ、留学に興味がある人はお越しください!!
申込みと注意事項
原則、6月に申し込み(1次エントリー)をします(※一次書類締切が6月30日となります)。そして次年度に留学へ行きます。
(例;2018年6月申し込み→2019年度留学)
申し込み期限については、幹部学年部員など(主に3年生)にお尋ねください。
また、IFMSAでは留学生を受け入れることで留学生を送り出すことができるシステムのため、人数の調節等を行うことがあります。留学申し込み希望の方は幹部学年へ留学を考えている旨を事前にお伝えいただけると幸いです。
IFMSAで交換留学へ行くには、申込時から留学時の2年間(2年度分)、IFMSAの個人会員であることが必要です。会費は1,500円/年となります。非個人会員の人は申込時に個人会員登録をします。
また、申し込みの際に留学申込書、英語の成績証明書(Language Certificate)、申込金8万円、誓約書(未成年の場合は保護者の署名が必要)も必要です。この際に留学先の国を第4希望まで記入します。
※上記には一部例外がございます。留学を考え始めたら、留学担当者までお尋ねください。また、IFMSAでの留学には留学担当者を介して申込等をすること必須です。
申込みとその後の流れ
IFMSAでの留学の申込み後、以下のようなことを準備します。参考程度にご覧ください。
※実際には、下記と異なる場合もございますので、留学担当者の指示に従ってください。
1次エントリー(申込み)
一次書類の提出;〆切は6月30日
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留学申込書
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Language certificate
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個人会員登録
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誓約書
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申込金8万円
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留学先の国が決定(8月下旬~9月上旬)
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二次エントリー;〆切は11月30日
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Application Form(AF)の記入
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保険加入(証明書の提出)
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志望理由書の作成・提出
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その他、受け入れ側が必要としている書類の提出
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受け入れ大学、研究・診療科の決定(留学2か月前までに決定)
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受け入れ先への必要事項の連絡;Card of Confirmation(CC)の記入、留学先の学生(コンタクトパーソン)との連絡
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いざ、留学へ!!
※Card of Acceptance(CA)受け取り後に航空券の購入となります。CCを留学先の大学が受け取ったら、留学が正式決定となります。
申し込み前の準備・確認
基礎研究交換留学(SCORE)、もしくは臨床交換留学(SCOPE)のどちらに申し込むかを決めます。さらに、留学条件(Exchange Conditions)を見て、条件を確認します。
<主なチェック項目>
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留学先の国・地域を選ぶ
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留学先の受け入れの時期・条件を確認する
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英語の成績証明書を用意する;TOEFL iBT, IELTSなどの点数をとる(もしくはすでに獲得した点数で行けるところを探す)
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参加費8万円;宿泊費・1日1食分の食費を含む。※研究や臨床研修の費用は無料(※別途、保険料、航空券代、現地滞在時のその他の食事代等が必要)
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IFMSAの個人会員になる;会費1,500円/年、申込時~留学時の2年間
<参考/アドバイス>
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留学先の国・地域を選ぶ;第4希望まで探す
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英語の成績証明書を用意する;TOEFL iBT、IELTS等の英語の試験はどうしたらいいの?→おすすめはTOEFL iBTの点数を取ること!!
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留学生の受け入れ時期・条件を確認する;行きたい国・地域とその受け入れ時期を確認→IFMSAのExchange Conditionsをご覧ください。特にExchange ConditionsのSpecial Remarksは要チェックです!Special Remarksには国ごとの注意点が書かれています。希望する国の"NMO Name"をクリックしてください。
TOEFL iBTについて
(TOEFL iBTを勧める理由)
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近畿大学医学部のその他の留学プログラム(米国アイオワ大学・ロンドン・ベトナムへの留学プログラム)の際にもスコアを利用できます。
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TOEICに比べて、試験にてSpeakingまで評価され、TOEICよりも信頼性の高いスコアとして認識されるため(IFMSAでの留学の場合)。
(TOEFL iBT受験準備のポイント)
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TOEFL iBT受験用のアカウントの作成
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身分証明書(原則、パスポート)を用意;テストの申込時と試験時に必要です。申込時に身分証明書のIDを入力します。
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クレジットカード;試験料は235USD(米ドル)必要です。支払いの煩雑さをさける意味でもクレジットカードまたはPaypalでの支払いが便利です。
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早めに申し込む;試験実施日(主に、土・日曜日)には複数の会場がありますが、満席のところから予約ができなくなっていきます。行きやすい試験会場を早めに押さえておくとよいです。また、学生の休暇期間などでは1か月前になるとどこも空いていないという日もあります。(※通常の締め切りは7日前)
TOEFL iBTについての最新の情報、詳細、申込はこちらをご覧ください。
(ETSのTOEFL iBTに関する公式ページ)
<その他>
留学に関して疑問点がある場合は、部活内の留学担当者へお尋ねください。
IFMSAでは、留学生を受け入れることで、留学生を送り出すことができます。そのため、留学へ行きたい方は、留学に行く年だけでなく、その前から留学生の受け入れに積極的な参加をお願いします。また、留学に行きたい人が多数の場合、受け入れ等の活動や部活の運営に積極的に参加してくれた学生が優先的に留学へ行くことにご協力いただく場合がございます。予めご了承ください。
留学後のお願い
IFMSA-Japanへの報告書の提出をお願いします。 (※IFMSA留学での義務となっております)
他にも留学から戻ったら、今後留学へ行く人たちのために以下のようなことをお願いします。
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情報の共有・資料の作成
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アドバイス
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留学生の受け入れへの参加
留学を終えてから、報告書を出さない、今後の受け入れをしない等のことがあると、後輩が留学に行けなくなってしまいます。何卒、ご理解とご協力をお願いします。
よくある質問(Q&A)
1.何年生の学生が留学に行くか決まっていますか?
IFMSAによる留学プログラムは、基本的に2~6年生の学生が対象となっています。
2.1年生の間に留学へ行くことはできるのでしょうか?
IFMSAでの留学では、4)にて記載の申込締め切りの関係上、1年生の間に留学へ行くことはできません。
3.基礎研究系の留学へは、何年生のときに行けるのでしょうか?
2~6年生のときに行くことができます(申込締切は、留学へ行く前年度の6月末となります)。
4.臨床実習系の留学へは、何年生のときに行けるのでしょうか?
CBT合格以降に行くことができます。IFMSA-Japanが日本支部として定めている条件のひとつに、留学希望者は研修までにCBTに合格していなければならないというものがあるためです。
したがって、本学の学生の現行のカリキュラムでは、4年生の12月以降に条件的には行くことができます。しかし、休暇期間を考慮に入れますと、実質的には5年生または6年生のときに留学へ行くことになると考えられます。
5.夏休みに留学に行くのですか?
夏休みに限定はされておりませんが、夏休みが主な留学へ行くことができる期間です。原則としては、一部の国を除き、留学期間として4週間が確保されていれば、留学を希望することが可能です。カリキュラムから、必然的に夏休みや春休みを中心とした4週間の期間となることが考えられます。
6.4週間の授業や補講の無い期間があれば、留学先に受け入れてもらえるのでしょうか?
一部の国を除き、留学期間として4週間が確保されていれば、留学を希望することが可能です。デンマークなど、一部の国では月の1日~31日まででなければ受け入れ不可を条件として設定していますが、それはほんの一部の例外です。したがって、留学を希望する国を上記のような条件の存在しない国にすれば、問題はないと考えられます。(留学を希望する年度のカリキュラムもご確認ください。)
7.留学の申請を出すのはいつで、決まるのはいつですか?
留学の申請の締切は、原則希望する留学期間の前年度の6月30日となっています。つまり、仮に3学年の4月から3月のどこかで留学を希望する場合には、2学年の6月末までに留学希望国・希望の研修先を決定し、申請しなければなりません。
その後、IFMSA-Japanでの選定を経て、留学国決定通知が届き、正式に研修先が決定するのが例年ですと申請した年の8月下旬から9月上旬となります。
8.留学のキャンセルは可能ですか?
IFMSA-Japanの規定(2018年3月現在)では、留学キャンセルに関しては原則、申込をした年の7月30日までと定められています。(留学申請者の希望に沿う形で留学の契約を結ぶことになるため、キャンセルは研修先が正式に決定する以前に設定されています。)
これ以降の留学キャンセルは、体調不良などのやむを得ない事情を除き、留学に代わりに行く人(代理人)を見つけた場合に限り認められます。(この場合、研修先は変更できず、その代理者にはその研修先の条件に見合った英語力・習熟度などが求められます。)
9.IFMSAでの留学と、学校提携や企業運営による留学との主な違いは何ですか?
IFMSAが運営する留学は、医学生主体の留学プログラムであり、その最大のメリットは、「留学国・研修先を自分の希望に合わせて選択することができる」ということにあります。(一般に学校提携による留学、企業が運営する留学では、その性質上どうしてもどこに行くのかという研修先の枠が多かれ少なかれ予め設定されていることがほとんどですが、IFMSA留学ではそれがほとんどなく、自由度に関して一線を画しています。)